【メンバー紹介】出逢いに感謝! そして常に前進あるのみ! “いろいろやってる” 渋谷新聞ディレクター 奥永雨実

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渋谷新聞ディレクターの奥永雨実。そんな彼女はそれ以外にもピザ屋店員、高校生、占い師など、本当にバリエーション豊かな顔を持っています。

 

取材が決まったとき、彼女から「え! 嬉しい!! 私の名刺と一緒に出せるような紹介文を書いてほしい!」と言われました。

取材を担当した筆者、砂川颯一郎は彼女の高校の同級生としてその人となりを分かったつもりでいましたが、今回の取材を通して今まで知らなかった奥永雨実に出会うことができました。

 

彼女を知らない人には「オモシロい」、以前から知る人には「さらに新しい」、そんな奥永雨実の魅力をお届けします。

個性的な方たちと過ごす。不思議な出逢い

何でも聞いてください! え、そこから?(笑)  2004年12月3日生まれのいて座、今は高校3年生です。実は私の誕生日って 1 2 3 なんですよ。

今は主に渋谷新聞、一般社団法人渋谷区SDGs協会株式会社まなぶやで活動する女子高生。あとピザ屋でバイトもしてます。

地元用賀が大好きだから、いつも友達を用賀に誘ってます。同じ高校生ライターとして渋谷新聞に所属している秋山愛美ちゃんも用賀を気に入ってくれて、自宅からは遠いのに私が働いてるピザ屋まで食べに来てくれます。

「渋谷新聞」との出逢い=代表の鈴木大輔さんとの出逢いですね。もともと同級生の中村凜くんが「株式会社まなぶや」のキャリアイベントに参加していたつながりで、大輔さんのことを紹介してもらいました。
ちょうど大輔さんが渋谷新聞を設立しようとしていた時期で、高校生のライターとして誘ってくれました。私のモットーは「常に『はい!』と『Yes!』で行動する!」です。だからそのお誘いを受けることにしました。

大輔さんの第一印象は「面白いフレッシュなおじさん」ですね(笑)。今でも大輔さんが任せてくれた仕事には「はい!」と「Yes!」で答え続けています!

 

初めはインタビューの仕事が大変でしたが、今は場数を踏んで、自信もついてきました。もともと個性的な面白い方が大好きで、私が初めて取材したのは映像作家の藤井亮さんでした。
その後もクリエイティブで、興味のある方にひたすら取材しています。そういう一つ一つの成功体験も自信につながっているんだと思います。
その自信をもとに新たな仕事にも挑戦しました。最近では、渋谷区SDGs協会で主催しているこども食堂の運営にも携わっています。

2023年の2月には2022年11月の「ソーシャルデザイン」をテーマにした都市フェスティバル「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA(ソーシャルイノベーションウィーク渋谷)」で私が発表したやさい染めワークショップをこども食堂の一環として開催します。
子ども食堂では、子どもたちひとりひとりの個性があって、私が予想もしていない反応に戸惑うことも多々あります。前回の開催時はいろいろ大変で涙が出ちゃいました。

でも「お手伝いしてくれてる人」と「子どもたち」がお互いの名前と顔を覚えて帰って、また次も来たいと思ってほしい。そういう気持ちで企画しています。

N高等学校での楽しみ方は十人十色

お仕事以外はちゃんと高校生してますよ! 今日もこれから友達とインド映画『RRR』を新宿に観に行きます。ファミレスでドリンクバーとスナックを頼んで、他愛のない話で何時間も過ぎちゃうことも。仕事をするようになって初めてわかりましたが、これって学生の特権だと思います。

 

本当に学校が大好きで、中村凜くんとか、いまインタビューしてくれてるそうそう(筆者のあだ名)も、みんなN高等学校で出逢いました。1年生のときはネットコース(通信科)だったんですけど2年生に進級するタイミングで通学コースに移籍しました。そこから友達がたくさんできたんです。
競馬の「トウカイテイオー」というあだ名で呼ばれるぐらい、その名の通り勢いよく突っ走ってきた感じです。他にも5歳の時から「AMIMINGOGO」っていうあだ名もあって、そのステッカーを販売したり、学校にいるイケメンに勢いだけで連絡先を聞いたり(笑)。すごく楽しい思い出ばかりです。

N高生には2パターンの人がいると思います。N高出身を隠す人と、自信を持ってN高出身と言う人。私がネットコースにいたときは前者でした。でも通学コースに移籍してからは学校生活が充実して、後者に変わっていきました。これは個人の学校に対する満足度にも関係してくると思います。
自分から行動を起こしていけば、周りも自然とそれについてきてくれる。私の場合は学校の「同好会」という仕組みの存在が大きかった。

学校ではスラックのチャンネルで同好会を作れるんですけど、そこで算命学のチャンネルを作っていろいろな人に出会えたのは大きな変化でした。 

私は占いを商売にしてないんです。だって私は一つ一つの出逢いに感謝しているから。

2年生のときは私の中で占いがすごくアツくて、100人ぐらい占ったと思います。占いを通して相談事を聞くことでその人を知る良い機会を作ることができました。そこも算命学のいいところなんじゃないかなって思います。

算命学に教えられた

私、中学3年生のとき不登校だったんです。それまでは普通に学校も通っていたし、テストの点数も良かった、なんならモテ期だったんです(笑)。ただ、15歳の誕生日翌日にお腹が痛くなって、それからパタンと学校に行かれなくなっちゃった……精神病でした。
家族に理解してもらうのも難しくて、それがまたストレスでした。

そんなときに友達のお母さんが占星術で占ってくれたんです。そこで「雨実ちゃんはとにかく外に出て太陽を浴びないとダメ」って言われました。初めは何でそんなこと言われなきゃいけないんだろうって思ってました。
でも、その友達と定期的に出掛けるようになって太陽の光を浴びたことで、次第に朝起きられるようになり、家族と会話ができるようになったんです。みんな、外に出て太陽の光を浴びないといけないと思いますが、本当にビビッときて。
そこからは時間もたくさんあったから星占い・算命学の勉強を初めました。

算命学の面白いところは学べば学ぶほど新しい発見があるんです。数学と一緒です。初めはただの算数で足し算引き算だったものが応用と発展を繰り返して数学になる。そんな感じでした。いまは占いの塾にも通っています。

私は算命学的にそばで助言してくれる人が必要なんです(笑)。その役割を占いの先生がしてくださってます。普通に人生のこと、恋愛のこと、いろいろな相談に乗ってくれています。

めざせ結婚!!(笑)

仕事と私生活のバランスを保つのはまだまだ大変ですね。でも友達に会ってないと疲れちゃう。だから頑張って予定を空けてバランスを取っています。人との関わりって本当に大切だと思っていて、本当に出逢いに感謝!

私は今すごく自分の仕事に対して熱意と自信があるんです。だから将来に不安はないです。もし自信がなかったらみんなと同じようにとりあえず大学に行って4年間過ごすだろうなぁ……。今の仕事が大好きで、正直に話すともっと条件の良いお仕事のオファーもありました。でも私が「働きたい」と思ったのは渋谷新聞なんです。

そして、将来の大きな目標は結婚です!(笑)私は算命学的に夫と子どもが必要だと出ているんです。私の両親は性格が全く異なる2人で、昔は喧嘩をするし、仲が悪いところにばかり目が行っていましたが、いまは異なる性格を持っているからこそお互いに刺激し合っているんだなと感じています。
それは私の人間関係にも影響を与えていて、異なる意見を持っていても否定するのではなく「何でそう考えているんだろう?」と相手を理解するよう心がけています。

あと私、昔からお洋服が大好きなんです。ファッションをもっと感じたくて、卒業したらパリに留学する予定でした。いろいろあって今年中の留学は諦めているけど、渋谷新聞でもお洋服に関係した仕事が舞い込んでくることもあります。そういった他の方法でファッションと関わりつづけることもできると気がつきました。

だからこれからも変わらず服好きで在りたい。もちろん算命学も続けたい、周りの人に感謝できる人でいたい。「AMIMINGOGO」として活躍したい。

 

そして何より自分が年を重ねたときに若い世代から好かれるような人間で在りたいです。

 

(2023年1月25日取材)

◾️奥永雨実 略歴
2004年12月生まれ。
趣味は、洋服、音楽、観葉植物、映画、算命学。
5歳の頃決めた、色々なあだ名を合体させた名前「AMIMINGOGO」を今も名乗っている。人生を楽しむことを第一に考えながら過ごしている。

Instagram @amimingogo

→奥永雨実の書いた記事はこちら

 

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