渋谷センター街で弾き語りイベント開催!〈MAPS×東大アンプラグド〉

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渋谷センター街にある私道、通称「渋谷Lストリート」で店舗を構えるインバウンド向けのアミューズメントバー「MAPS」。このバーはshibuyabai(渋谷新聞の母体「&&グループ」が手がける渋谷に特化したインバウンド向け事業の総称)の一つで、渋谷の喧騒から少し離れ、センター街を眺めながら日本酒や花火、音楽を楽しめることが魅力です。

そんなMAPSで、7/6(日)に東京大学のアコースティックギター弾き語りサークル「東大アンプラグド」さんによる弾き語りイベントが開催されました。

今回はMAPSの副店長を務めている僕の視点から、当日の活気をレポートします。

音楽で涼しく 渋谷センター街で弾き語り

▲Fukushima 
夜に駆ける/YOASOBI 
Hey Jude/The Beatles

最近の猛暑で、屋外営業のMAPSへの客足が心配されていましたが、イベント当日は、そんな不安を吹き飛ばすほどの賑わいを見せました。

東大アンプラグドの皆さんによるアコースティックギターの優しい音色と爽やかな歌声は、まるで店内に涼しい風を運び込んでくれるよう。心なしか会場も涼しく感じられました。そんな心地よい音楽に魅せられ、センター街を歩く多くのインバウンド観光客の方々が足を止め、店内は活気に満ち溢れました。

ここからは、当日のライブ風景とセットリストを紹介します。

▲みほのるか 
Oh, Susannah/arranged by James Taylor 
いつも何度でも/木村弓 
Big Yellow Taxi/Joni Mitchell
▲Doffy
風になる/つじあやの
CountryRoad/John Denver
Bad Day/Daniel Powter
▲ 白
Best Part/Daniel Caesar (feat. H.E.R.)
Age/Lianne La Havas
ココロノセカイ/青葉市子
I Say a Little Prayer/Dionne Warwick
Your Best American Girl/Mitski
▲うすだ
Honesty/Billy Joel
Yesterday once more/Carpenters
▲はたの
Phunkdified/Justin King
▲永野有馬
napori/Vaundy
UNDERSTAND/keshi

MAPSのスタッフを務めている永野有馬くんも演奏してくれました。スタッフとしてもシゴデキで優秀な彼ですが、ギターも歌も歌えるなんて嫉妬通り越して感服です。普段の彼からは想像もつかないメロウな歌声と洒落たギターの音色は、店内にいるスタッフとお客さん全員を魅了しました。有馬くん、また是非MAPSで弾き語りしてください。

▲こーとく
Blood Brothers/Tommy Emmanuel 
Blue Moon/Richard Rodgers (Tommy Emmanuel.ver)
El Vaquero/Tommy Emmanuel
Gameshow Rag Cannonball Rag/Tommy Emmanuel
Moon River/Henry Mancini (Tommy Emmanuel.ver)
Endless Road/Tommy Emmanuel
▲Kota Nakayama
Yesterday/The Beatles
Remember me/Miguel

日中の厳しい暑さも和らぎ、日が暮れると会場に涼しい風が吹き抜けてきます。
ビールや色とりどりのカクテルを片手に、音楽を楽しむお客さんは思い思いの時間を過ごしていました。お客さんとサークルの学生たちとの交流もあり、楽しげな談笑、心地よい音楽が流れる店内は、まさに都会の喧騒を忘れる安らぎの空間でした。

▲Risa,そのか
Count On Me/Bruno Mars
Just  the Two of Us/Grover Washington,Jr
I Want You Back/The Jackson 5
夜行/ヨルシカ
Take Me Home, Country Roads/John Denver
▲和田隆磨 / Ryuma Wada
Day 1/HONNE
As It Was/Harry Styles
Come Together/The Beatles
Oh Caroline/The 1975
(未定)/和田隆磨
Don’t Look Back in Anger/Oasis

ビートルズやハリー・スタイルズといった人気海外アーティストのカバーに加え、まだタイトル未定のオリジナルソングも含む全6曲を演奏した和田隆磨さん。
海外での生活経験があるそうで、流暢な英語での明るいMCと、力強く伸びやかな歌声はまさに圧巻でした。そして最後には、観客を巻き込んでオアシスの「Don’t Look Back in Anger」を合唱。
その歌声はセンター街を行き交う人々の足を止めさせ、何人もの人が振り返ってライブの様子を覗き込むほどでした。

渋谷という立地と路上というオープンな空間を最大限に活かしたこのイベントは、まさに大成功と言えるでしょう。通りすがりの人々をも巻き込み、熱気と感動を生み出した東大アンプラグの皆さんのパフォーマンスは、忘れられない一夜となりました。

出演者のコメント

出演してくださった皆さんにイベントの感想について軽くインタビューをさせて頂きました。

「これまではサークル内でのライブが多かったのですが、今回のように渋谷の路上で演奏することは初めてで、貴重な機会でした。海外のお客さんが多いので曲選も考えました。演奏をするうちにお客さんがどんどん増えて、本当に音楽たのしいーって思えた日でした」(みほのるかさん)

「一年間サークルに所属して、外部に向けてライブするのは文化祭以外に初めてで、緊張しました。それでも、海外のお客さんが口ずさんだり、手拍子をしたり、フレンドリーに接してくれたことでとても楽しむことができました。また機会があればぜひ参加したいです」(なかむらそのかさん)

「あまり知らない方々の前で演奏するのは初めてでした。お客さんが素敵な笑顔で聞いてくださって楽しかったし、桜やイルミネーションがあるMAPSの空間で演奏できたのが楽しかったです」(いとうりささん)

「普段はサークル内でしかライブしなくて、人前で演奏するのは初めてで緊張しました。でもやっぱり知らない人がいると面白くて、いつも以上に楽しめたと思います。渋谷って海外の人が多く、ぜひ日本の音楽も知ってほしいと思い、洋楽と邦楽を一曲ずつ演奏しました。また別の曲を持ってきてやりたいです」(永野有馬さん)

「普段はライブハウスでオリジナルソングを演奏していて、今回はお客さんを巻き込んでの演奏ができて楽しかったです。海外のお客さんの前で演奏することも、洋楽を披露することも初めてでしたが、以前海外に住んでいたこともあったので自然と楽しめました。中3の時からオリジナルソングを作っていて、今回この場でも披露が出来てよかったです。またぜひ参加したいです」(和田隆磨さん)

「今日は素敵な雰囲気で、外国人のお客さんが多い中で、普段と違う環境で演奏出来て楽しかったです。この場所は弾き語りとすごくマッチしていて、またぜひ演奏したいなと思います」(東大アンプラグド会長 薄田さん)

演奏を初めから最後まで聞いていた観光客の方も、「東京には2日間しか滞在しないけど、今日ここでとてもいい経験ができた。また訪れたい」と笑顔で店を後にしました。

今回のイベント第一弾では、東大アンプラグドの方々によるアコースティックギターでの演奏を披露していただきました。バンド形式ではなくアコースティックギターだからこそ実現できた、渋谷のど真ん中での路上弾き語り。改めて、弾き語りという表現の素晴らしさを感じさせてくれるイベントとなりました。


音楽を聴きながら花火やお酒を楽しめるMAPS。この記事を読んでくださった皆さんにも、ぜひ一度MAPSに足を運んでいただきたいです。

MAPSでは、今後もさまざまなイベントを開催予定です。
8/10には、弾き語りイベント第二弾も予定しています。イベントの詳細は、MAPS公式Instagramや店頭でぜひチェックしてください。
これからも様々なイベントを企画し、ゆくゆくはMAPSからカルチャーが生まれるような、渋谷に集まる若い才能の舞台となり、交流の場所となっていきたいと考えています。
今後のMAPSにぜひご期待ください!お店でお待ちしております!

◾️東大アンプラグド
東京大学駒場キャンパスで活動するアコースティックギター弾き語りインカレサークル。
弾き語り以外にもアコースティックバンドやソロギターでの活動も。
OBにキタニタツヤ、伊沢拓司が在籍。

YouTube: @東大アンプラグド
Instagram: @todai_unplugged
X: @todai_unplugged

◾️Shibuya Streat Bar『MAPS』
日本酒やカクテルを楽しめるアミューズメントバー。
手持ち花火や星空の下でのプロジェクター観賞、音楽やスポーツ観戦が楽しめるほか、マジシャンやミュージシャンのパフォーマンスも開催。

address:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町26−7 SHIBUYA STREET cafe&bar『MAPS』
instagram: @shibuya_maps

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