1月中旬、渋谷にある改装された古民家で開かれたあるイベントにお伺いしました。おしゃれな雰囲気の漂う入口。今回開催されていたのは、水原希子さんの手掛けるコスメブランドKiiksのイベントです。ViVi時代に時代に一緒に活躍されたローラさんとのコラボで生まれたヘアオイルとつげ櫛を実際に手に取って体験してきました。記事の前半では、今回のコラボアイテム、後半では参加したオリジナルハーブティー製作ワークショップについてのレポートをします！
渋谷の喧噪を抜けた先の古民家
今回の会場は改装された古民家。
サステナブルや自然本来の良さを生かしたブランドKiiksにマッチした場所で、靴を脱いでお部屋に上がる新鮮さにワクワクしました。
ローラさんとのコラボアイテム ヘアオイルとつげ櫛
お茶の実から抽出したオイルを中心にホホバオイル、椿油をブレンドしたヘアオイル。軽いテクスチャーながら、高い保湿力でつけた瞬間からまとまりのある艶髪へ。手に乗せた瞬間から華やかなジャスミンの香りと、どこか落ち着きを感じる香りに包まれます。今回、香りの監修をしたのはローラさん。事前にイメージトレーニングを行い、当日は僅か15分程度で香りの完成に至ったとか！
本来剪定が行われるべき茶畑が放置され、未使用の茶の実が生まれていることに着目し茶の実オイルを使用しています。一つずつ手作業で200Kgの茶の実を摘み、オイルになったのは僅か10Kg。1つずつ丁寧な作業で作られたオイルで身も心も癒されます。
鹿児島の地で数十年かけて育った薩摩つげを使用したつげ櫛です。1つ1つ職人の手作業によって作られています。品質の高さ、頑丈さから嫁入り道具の1つとしても大切にされてきたつげ櫛。実際に使用して見たのですが、プラスチック製品と違い静電気が発生しないのが嬉しいポイント。髪の長い私は、冬のこの時期髪を梳かしても静電気で広がってしまうことが多かったのですが、この櫛をサッと通すだけで理想のまとまりのある艶髪を叶えてくれました。
オリジナルハーブティー製作ワークショップ
お茶にちなんだオリジナルハーブティー作成のワークショップ。
ネロリハーブ主宰菅原あゆみさんにご指導頂きながら、私だけのオリジナルハーブティーを完成させました！
こんなに大量のハーブを見たのは初めて！
この中から自分の体調やお悩みに効果のあるハーブを探し、ブレンドしてハーブティーを作成します。
沢山のハーブに圧倒されても大丈夫！
叶えたい効果や、体調不良についてを用紙に記載し菅原さんにお勧めのハーブ、量をお教えて頂きました。
調合開始！！！！！！
90gを目標に様々なハーブを合わせながら作っていきます。
菅原さんに教えていただいたハーブを中心に最近スキンケアに興味のある私は「ビタミンC」「美白」をテーマにハーブを選びました。
軽いハーブが多くボールに盛っても盛ってもまだまだ入る…90gするのが大変でした。
ハーブティーは水のように普段から飲む事で効果を得られるとのこと。お肌がきれいになるようにハーブティー習慣をつけていきたいです！
編集後記
サステナブルコスメブランドの取材に行かせていただくのはこれで2回目。学生なのでなるべく安いものを手に入れたい！という気持ちは持ちつつ、でもそういう製品は大量生産されサステナブルではないなという思いもどこかに。今回のイベントのような場で、自分にも環境にも良いプロダクトを見ると、自分も”安いから”という理由ではなく、1つの製品を作ってくれた人の想いや過程を大切に、長く使える“愛用品”を少しずつ集めていきたいなという気持ちになりました。水原さんもローラさんも外国にもルーツがありつつ、綺麗な黒髪がとっても印象的。留学経験のある私ですが、海外生活中に日本人の髪って綺麗だな思うタイミングがとても多かったです。中学時代は校則で禁止されていた髪染めに憧れを抱き高校ではブラウンヘアーにしていた私。最近は一周回り髪の黒さ、そこから生まれる艶髪を楽しめるのは日本人の特権ではないかなと思っています。これを機に、髪などの細かい所まで怠らず、中身も外見も磨いていきたいです(意思表明！！)。
