『ラブライブ!スーパースター!!』キャスト3人が、渋谷でごみ拾い!(伊達さゆりさん・鈴原希実さん・結那さん) 

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▲(左から)伊達さゆりさん、鈴原希実さん、結那さん、渋谷公園通商店街振興組合 理事長の川原恵さん

渋谷区が舞台となる大人気作品『ラブライブ!スーパースター!!』。2024年12月16日から、12月29日にかけて渋谷公園通り商店街のフラッグ広告がこの作品で埋め尽くされ、それに合わせて回遊スタンプラリーが実施されました。
また、12月20日は、『ラブライブ!スーパースター!!』に登場するスクールアイドルグループ『Liella!』のキャストである3人が、『渋谷公園通商店街クリーンアップ活動』に参加しました。 

みんなで渋谷の街のごみ拾い

今回、ごみ拾いに参加したのは、澁谷かのん役の伊達さゆりさん、桜小路きな子役の鈴原希実さん、ウィーン・マルガレーテ役の結那さんの3人。 

渋谷区公園通り商店街振興組合の皆さんや、大学生のボランティアの皆さんも参加し、僕も渋谷新聞の学生ライターとして同行させていただきました! 

▲自身が担当するメンバーのフラッグ前で(伊達さゆりさん、結那さん) 

伊達さん「渋谷はよく来るんですけど、今回ごみ拾いをしてみると、普段気づかない小さなゴミや、素敵な花壇の周りにゴミが捨ててあるのを発見しました。そういうのを見て、もったいないなあって思いました。 
皆さんと和気あいあいとごみ拾いができて、今後もこんな活動をしていけたらなって思いました」 

▲鈴原さん、たくさんゴミを拾われていました。 

鈴原さん「小さい頃はごみ拾いやボランティアに参加していたんですけど、大人になってから参加の機会も減ったので、今回参加できてとてもよかったです。ごみを拾うとスッキリするなって改めて感じました」 

▲トングを片手に(結那さん) 

結那さん「朝からごみ拾いの活動をすると、皆さんが明るくなって、自分まで明るくなれる。素敵な事だなって思いました。ごみ拾いは街を綺麗にできるだけではなく、いろんな会話が生まれたり、心の距離も近くなれる、素晴らしい活動だなって思いました」 

この活動に携わられた、渋谷公園通商店街振興組合 理事長の川原恵さんは、「私の世代だと、アニメは鉄腕アトムとかで、いまのアニメはよく知りません。でも、すごく人気があることは知っていて、そんな彼女たちが今回ごみ拾いをしてくれたのはすごく嬉しいです。こういう活動や気持ちがファンの皆さんに伝わって、渋谷公園通りだけではなく、日本中が素晴らしい気持ちを持っていけたらいいですね」とこの活動を振り返りました。 

今回、渋谷公園通商店街でごみ拾いをして、キャストさん達が花壇の隅までごみ拾いをしていたのが、すごく印象的でした。隅まで気を配る事で、花壇が綺麗に手入れされている事とか、普段は気づかない所まで気づくことができ、嬉しかったです。 
思いやりを持つって、大事だなと思いました。 

ごみ拾い活動を終えて…  

ごみ拾いを終えて、渋谷区公園通商店街振興組合の事務所へと戻った3人。少しインタビューをさせていただきました。 


渋谷公園通りを見上げるといろんな所に『ラブライブ!スーパースター!!』の11人のメンバーたちが…スタンプラリーも開催されていることに関して、皆さんはどのような気持ちなのでしょうか。 
 伊達さん「いろんな人が行き交う渋谷の、日常の風景の1つに『ラブライブ!スーパースター!!』があるっていうのは、素直にすごく嬉しいですね。特に、たくさんのフラッグは、メンバーとの距離感がぐっと縮まって、隣にいるような気持ちになりますね。この機会をきっかけに、ラブライブ!がより一層、愛されたらと思います」 

鈴原さん「私はフラッグが設置されてからすぐに見に行きました(笑)。いろんな所にフラッグやスタンプラリーがあると、自分の知らない渋谷を知れますし、特に、『きな子ちゃん達は普段ここを通ってるのかなあ』とか思いながら渋谷を歩けるのが素敵だなって思いました」 

結那さん「もう、見渡す限り『ラブライブ!スーパースター!!』だらけで、歩くだけでメンバーのみんながいるっていうのがテンション上がりますね。そんな中、今日お掃除させていただいて、こんな素敵な街だからこそ、ゴミがあると少し寂しくなっちゃうというか…私たち自身もできることがあったら、渋谷の街をどんどん綺麗にしていけたらなって思います」 

渋谷が舞台の『ラブライブ!スーパースター!!』。でも実は、3人とも東京出身ではありません。そんな皆さんは、渋谷にどんな思いを感じているのでしょう。 

伊達さん「私は仙台出身なんですけど、私が担当する澁谷かのんちゃんは、私と真逆で、ずっと東京で暮らしてきた女の子なんです。だから、この子を担当するにあたって、まずは東京を知ることからスタートしました。最初は渋谷ってなにもかもがキラキラしてて、自分にとって距離があるものだと感じていました。でも、東京で暮らしてみると、実は暖かい場所なんだなって思いました。駅で迷って道を聞いた時、優しく案内してくれたり、そんな経験が重なって、良い意味で渋谷のイメージはガラッと変わりました」 
 
鈴原さん「私も宮崎県出身で上京してきたので、最初は東京に緊張していました。渋谷とか原宿は特に怖くて(笑)、でも『ラブライブ!スーパースター!!』のメンバーたちがそこで生活するのを見て、『怖い』から『好き』にどんどん変わっていきましたね。私の担当する桜小路きな子ちゃんは、北海道出身で、私と似たような境遇なんです。そんなきな子ちゃんが徐々に馴染んでいく姿を演じると、私も一緒に成長しているような気持ちになれるんです。それが私はすごく嬉しかったですね」 

結那さん「私は神奈川出身で、しょっちゅう渋谷には来てたので、ずっとお世話になっていますね。学生時代なんかは、友達といろんなカフェや映画館に行ったりしていました。渋谷に行けばやりたいことが何でもできて、楽しいが詰まっている場所なので、これからもお世話になります!」 

▲渋谷モディの前で 

キャスト3人から、夢を追いかける人へ  

最後に、夢を叶え、追いかけ続ける3人から、夢を追いかけ、渋谷に集まる皆さんに向けてメッセージをいただきました。 
伊達さん「私はラブライブ!シリーズが好きすぎるあまりオーディションに応募したんですけど、夢を持つことを恥ずかしがらないでほしいです。私もオーディションを受ける前は、自分の夢が正しいか正しくないかみたいなことを考えていました。でも、そんなこと考える必要は無くて、たとえ夢が大きすぎても小さすぎても、自信をもって良いんじゃないかなって思います」

鈴原さん「渋谷にいると、情報も多くて、選択肢が増えたり、道に迷ってしまうこともあると思うんですけど、自分が決めた夢に、まっすぐ突き進めば良いんじゃないかなと思います。諦めずに夢を追いかけるのって、なかなか難しいと思うんですけど、それでも、自分が納得するまで夢を追いかけてみても良いと思います」

結那さん「自分の好きなことや夢に向かって真っすぐに行動していることって、すごくかっこいいと思います。夢を追いかけると、悲しいことや、苦しい事もあると思うんですけど、そんなあなたが最高に輝いてるんだよって、私は思います。私もまだまだ夢を追いかけてる途中なので、失敗したりしちゃう事もあるんですけど、いつか形になって、『私についてきてよ』って言えるような人になりたいですね」

自分自身、目標や夢を他人と比較してしまったり、迷ってしまったりしてしまいます。でも、実際に夢を叶え、追いかけ続ける人の話は、とても説得力があり、不思議な力があるなって思いました!

取材を終えて 

今回、この活動に参加し、インタビューをさせていただきましたが、僕は「ラブライブ!シリーズ」を観たことがないんです。でも、キャストさん達がこんなにも作品に愛と情熱を持っていて、舞台となった場所で今回のような活動ができることはすごく素晴らしいなと思いました! 

◾伊達さゆり(澁谷かのん役) 
2002年生まれ、宮城県仙台市出身 
『ラブライブ!スーパースター!!』の一般公募オーディションから、2021年に声優デビュー。ラジオやテレビドラマの出演、オリジナル楽曲の配信など、多彩なジャンルで活躍中。 
◾鈴原希実(桜小路きな子役) 
2002年生まれ、宮崎県出身 
『ラブライブ!スーパースター!!』の一般公募オーディションから、2022年に声優デビュー。ゲームキャラクターの声優や、舞台・朗読劇などでも活躍中。 
◾結那(ウィーン・マルガレーテ役) 
2001年生まれ、神奈川県出身 
『ラブライブ!スーパースター!!』Liella!のメンバーとして活動する一方、女優や、ソロアーティストとしても活動中。 


◾️『ラブライブ!スーパースター!!』概要 
「ラブライブ!シリーズ」第4作。表参道・渋谷・原宿の3つの街のはざまにある私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に、登場人物たちがスクールアイドルを目指す物語。 
HP:https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/ 
 ◾️渋谷公園通商店街振興組合 
「魅力ある・特色ある街づくり」をスローガンに、世界に誇れる商店街を目指し、活動している渋谷公園通りの商店街組合。環境整備活動やガーデニングコンテストなどといった活動を行っている。 
2024年12月16日〜12月29日まで、『ラブライブ!スーパースター!!』とコラボし、フラッグジャックとコラボスタンプラリーを開催した。 
イベント情報:https://www.koen-dori.com/information/detail/?cd=000293&scd=000006 

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