森から抜けるように、飽きたら日向の方に ラブリーサマーちゃん

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今若者に大人気のラブリーサマーちゃん。4月25日に渋谷クラブクアトロで開催された最新ミニアルバム「Music For Walking (Out Of The Woods)」のリリースツアーに、渋谷新聞ライターのあみんちゅと行ってきました!!

渋谷クラブクアトロ

お花がいっぱい。ライブ中に「みんな自由に持って帰ってね!」と言ってくれていたので、私も葉を3枚ほどおうちに持って帰りました。

とにかくお客さんを楽しませよう!!という強い思いを感じるライブでした。物販エリアにはランニングマシーンが設置されており、世界観に浸りながら歩くことができます。衣装もグッズも装飾も全て緑で統一されていて、まるで森の中にいるみたいでした。

細かい部分の装飾まで、ラブリーサマーちゃんのこだわりを感じるライブでした。飽きる時間がない素敵なライブでした。

世界の渋谷でライブを

なんと今回!ライブ直後のラブリーサマーちゃんにお話をしていただく時間をいただきました!

ーーどういう経緯で今回渋谷でライブをやることになりましたか?

これぐらいのキャパシティで、東京で、この日程で、音が良くてライブがやれるところはないかなと思って探した結果、クアトロさんだったっていう感じです。渋谷は行きやすいし、馴染みのある箱だし、馴染みのある街だったので。
私は東京生まれ東京育ちで、渋谷も身近だったので特別な街っていう感じはあまりなかったんですけど。最近は外国人の観光客とかめちゃくちゃ増えて、スクランブル交差点とかを超撮るようになったじゃないですか。なので最近は、世界の渋谷なんだなと思うようになりました。かっこいいですよね、世界の中心の渋谷でライブしてますと言えるの(笑)

ーーツアーの最初が渋谷クラブクアトロってかっこいいですよね

本当ですよね!普通東京って最後なんですけど、今回は日程の関係もあって一番になりました。でもお客さんの空気があったまってたので、ここが一番で良かったなって思います。

ーー普段って渋谷に来たりしますか?

めっちゃ行きますね!109によく洋服を買いに行きます。

ーー渋谷でオススメのお店とかありますか?

ヒカリエの方にある、「おうどん とろとろ房」っていうお店が好きです。うどんの飲み屋なんです。

ーー英語の曲が多いのってなんでなんですか?

それ今日思った!!ライブしながら、なんでこんなに英語の曲多いの?って思いました。今日英語の曲が4曲ぐらいありましたよね。英語喋れないのに、何気にじわじわ増えてて、なんでなんですかね?(笑)日本語だとちょっと照れちゃうようなことも書けちゃう、みたいな感じの思いがあるかもしれないですね。メンバーとかにこんなこと思ってんだとか思われると恥ずかしいから。

大丈夫になれるライブを目指して

ーーアルバムを始め、ライブの装飾や、ラブリーサマーちゃんの衣装やメイクも、すべて緑なのはどうしてですか?

Weezerっていうバンドが好きなんですけど、そのバンドが同じタイトルで色だけ違うアルバムを出しています。ブルーアルバムって呼ばれてたり、グリーンアルバムって呼ばれてたりするんですけど、それに憧れているのかなと思います。テーマカラーみたいなの設けるのは結構好きで、この色ですよ!というのが伝わるような作品を何回も出してきています。今までは赤とか青とか黄色とかオレンジとかがあって、今回は「健康」がテーマだったんで、「緑」にしました。

ーーアルバムの薬のキャラクターも、テーマの健康からきているんですか?

もちろんです!お散歩することが健康に繋がるとか、休暇を取ることが健康に繋がるとか、適度な社会とのつながりが健康に繋がるとか、色々あるけど、結局そこで出てくるのは薬なんかい!っていうツッコミ待ちですね。結局ケミカルなものに頼ってしまうみたいな。自分も服薬とかしてるし、愛してるよ薬っていう意味で。

ーー今回のリリースツアーの意気込みをお願いします

ミニアルバム『Music For Walking (Out Of The Woods)』のカッコ書きOut Of The Woodsっていうのが、大丈夫になる・危機的状況を脱するっていう意味のイディオムで、コロナ第三波がそろそろ終焉を迎えようとしてますという時に、よく海外で使われてたみたいなんです。そうやって森から抜けるように、自分が歩いて健康になっていくように、色々なことが危機的状況を脱したらいいのになーって思うじゃないですか。その一助になればいいなと思って作ったアルバムだったので、お客さんがライブに来てちょっとでもリラックスしたり、力が抜けたり、「大丈夫」という気持ちを持ち帰ってもらえたらいいなって思ってます。

取材を終えて

▲左から、”秋”山愛美(あみんちゅ)、大橋遥琉(”はる”)、ラブリー”サマー”ちゃん。秋春夏!

あみんちゅ
「あみんちゅは、「僕らなら」という曲でラブリーサマーちゃんを知りました!どの曲も大好きだけど、「僕らなら」を聴くと、その当時が蘇り、鼻がスーってします。カラオケで「私の好きなもの」を歌うのも大好き!!この曲を知ってる子とは物凄い盛り上がるし、遥琉ちゃんとも盛り上がったこともあります。1人で歌っても楽しい。
とにかく好きなんです、ラブリーサマーちゃんのことが。初めてライブに訪れて、「OK, Shady Lane」が好きになって、何でも大丈夫。冬が来ても大丈夫。春夏秋オッケーでいよう。緑を歩いていこう。そう思えました。」

遥琉
「私は高校生の頃に初めてラブリーサマーちゃんのライブに行きました。あの時の衝撃は今でも忘れられません。今回のアルバムも、手放しにがんばれって言わないラブリーサマーちゃんの優しさを感じました。私は決して強い人間じゃないから、がんばれない日もたくさんあるけど、そんな日があってもいいんだよと言われている気分になれて、泣きながらいっぱい聴きました。「(Song For Walking) Out of The Woods」の最後の歌詞が、ずっと言葉にできてなかったことで、初めて聴いた日から頭の中を永遠とぐるぐるしています。こういう言葉一つとの出会いが、自分に納得できるきっかけになるんだとおもいます。ラブリーサマーちゃん、いい音楽を、ありがとうございます。」

最後に、
「近づこうとする度 まだ、そこまでは裸足じゃ無理だ、寄り道させて!」

◾️ラブリーサマーちゃん
1995年生まれ 東京都在住
2013年夏より自宅での音楽制作を開始し、インターネット上に音源を公開。
サウンドクラウドやツイッターを中心に話題を呼んだ。
2015年に1stアルバム「#ラブリーミュージック」、2016年11月にはメジャーデビューアルバム「LSC」をリリースし好評を博す。
2020年9月には待望の3rdアルバム「THE THIRD SUMMER OF LOVE」を発売。
可愛くてかっこいいピチピチロックギャル。
Website:https://www.lovelysummerchan.com/
Instagram:@imaizumi_aika
X:@imaizumi_aika

◾️『Music For Walking (Out Of The Woods)』

配信リンク:https://lsc.lnk.to/MusicForWalking
M-1 普請中 (※読み︓ふしんちゅう)
M-2 (Song For Walking) In My Mind
M-3 OK, Shady Lane
M-4 The Great Time Killer
M-5 (Song For Walking) Out Of The Woods
Secret Track : GIMME MONEY

◾️ラブリーサマーちゃんNew Mini Album Release Tour
– Tour For Walking (Out Of The Woods)
2025年4月25日(金)東京都 渋谷CLUB QUATTRO 
2025年4月28日(月)大阪府 Shangri-La
2025年5月1日(木)愛知県 伏見JAMMIN’
https://columbia.jp/artist-info/lovelysummerchan/info/90099.html

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