シブライブ ディレクター 水橋サスケさん 名古屋からシブライブに関わる理由

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渋谷センター街にある宇田川クランクストリートでは、公認「合法路上ライブ」イベント「シブライブ」を定期的に開催しています。シブライブについて、その仕掛け人であり渋谷新聞代表の鈴木と、イベントディレクターの水橋サスケさんの対談を行いました。

名古屋飛ばしをなくしたい

(鈴木)
サスケさんは普段はどのような活動をしていますか?生い立ちなどもお聞かせください。

 

(サスケ)
カナダ・トロント出身の23歳です。名古屋を拠点にシェアハウスの運営や、飲食店「shisha cafe n.en」の経営をしているほか、イベントの運営、その他クリエイティブ業務をしています。活動の中心は「名古屋飛ばし」をなくすことです。

 

(鈴木)
え??「名古屋飛ばし」ってなんですか?初めて聞きました。

 

(サスケ)
コンサートなどのイベントが、東京や大阪で開催されるのに名古屋での開催を飛ばされることを言うんです。よくあることなんです。その「名古屋飛ばし」をなくそうという活動をしています。名古屋飛ばしが起こっているのには理由があって、名古屋には独特の地理的な条件や、県民性などがあります。私は日本最大の田舎だと考えています。名古屋でプロジェクトを行うためには、その条件を理解した私のような名古屋の人間が、最適化した立地設定をすることやローカライズすることが求められます。
渋谷でシブライブをやることで、東京のアーティストとも繋がり、名古屋でイベントがしたいときの受け皿になっています。名古屋のライブハウスでイベントを行っていますが、いずれは今やっているお店主催でフェスイベントをしたいですね。

 

(鈴木)
音楽の仕事をはじめたきっかけはあるのですか?

 

(サスケ)
中学校3年生くらいの時にMixChannel(通称ミクチャ)という動画投稿SNSで弾き語りを投稿していた女の子を見つけて、そこから仲良くなってライブに行くようになりました。初めてライブハウスに行った時に、演奏をする方ではなくて、イベントを企画している人や、ライブハウスをどうやって経営しているんだろうってことに興味を持ちました。
自分は歌も歌えないし、楽器も弾けないですが、自分がいいなあと思う音楽を素直に伝えていきたいという思いがあります。アーティストは集客が得意ではないので、代わりに私がいいと思ったアーティストを発信して集客をしています。そうしているうちに、普段はライブハウスに行かないようなお客さんも自然と集まるようになってくれています。

 

(鈴木)
アーティストをブッキングする時にどういったことを大切にしていますか?

 

(サスケ)
アーティストが持っている空気感を大事にしています。ライブの中での出順にもこだわっていますね。ライブが一つの物語になるように構成を考えています。特にシブライブは屋外なので、その場の空気に合わせてブッキングしました。

 

(鈴木)
シブライブをやってみてアーティストの反響はどうでしたか?

 

(サスケ)
アーティストから聞くのは、渋谷のど真ん中で歌うという特別感ですね。渋谷のライブハウスで歌うことは珍しくないのですが、合法という形で渋谷の外で歌うのは気持ちいいって言ってくれます。

撮影:伊藤秀俊

シブライブをはじめたきっかけ

(鈴木)
なぜシブライブを始めたかという話を改めてすると、シブライブをやっている宇田川クランクストリートは、センター街にあるクランク状の私道なんですが、1日に数百本ものタバコやゴミもたくさん捨てられていて、街の課題になっていた路地裏でした。そこをなんとかしたいと所有者から依頼があった時に、人がいれば解決するだろうとイベントを企画しました。センター街の入り口のところで違法に演奏していたアーティストを追い出すのではなくて、応援したいなと思って、ストリート合法ライブというのを思いつきました。
やり方がわからなかったので、サスケくんを紹介してもらったんですよね。
初めて行う時は大変でしたよね!11回も通報された!周りの人たちに謝りに行って大変でした。

 

(サスケ)
そうでしたね!警察が来たりしましたよね!

 

(鈴木)
2回目からは周りの理解もあって、周りの人たちも楽しんでもらえるようなイベントになってきました。センター街の人たちにもすごく評判がいいです。ずっと続けていきたいですね。シブライブだけじゃなくて、いろんなイベントを定期的に行っていきたいです。

 

シブライブの今後について

(鈴木)
今後、このクランクストリートでどのようなことを仕掛けていきましょうか?

 

(サスケ)
多様性があることができていけるといいですよね。サウナとかいろんなものがミックスしたイベントをしたいですね。

 

(鈴木)
そうですね。実際に色んなところから声がかかっています。どんどんやっていきましょう。今後もシブライブは定期的にやっていきたいですね。

 

(サスケ)
自分は名古屋を拠点に活動していますが、シブライブは特別なので今後も続けていきたいですね。継続するために一緒に企画をつくっていくイベンター仲間が欲しいですね!

 

(鈴木)
読者の皆さんへ。ぜひ、クランクストリートを一緒に盛り上げてくれる仲間、そしてシブライブの企画をしてくれる人を募集します!

 

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