渋谷からJリーグを目指すサッカークラブ「SHIBUYA CITY FC」の2023シーズンが開幕。2023年3月12日に行われた初戦、相手はあの本田圭佑氏が率いる「EDO ALL UNITED」です。渋谷からほど近い立地にある世田谷区・駒沢オリンピック公園を300人を超えるサポーターたちがチームカラーである白と黒で染めて、戦いに挑みました。
2015シーズンから東京都社会人サッカーリーグに参入、そこから一歩づつ着実に上り、2021シーズンには東京都１部へ昇格、昨年度は東京都１部リーグ３位という成績を残した。そんな今、大注目の“CITY”。
開幕戦は、序盤こそやや押され気味ではありましたが、開始13分には背番号37番山出旭選手の強烈なミドルシュートが決まり先制ゴール。そこからはゴールチャンスも多い展開になりました。しかし61分には前半にゴールを決めたキープレーヤーである山出選手が、ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまい一発レッドカードで退場に。さらにPKでの同点ゴールを許してしまいます。
そこからは10人対11人と苦しい展開に。74分、すでに警告を一枚もらっていた背番号4番土田直輝選手が、味方のファウルに対する抗議で二枚目の警告となりレッドカード。体勢は9人対11人へと悪化します。残り15分、９人で必死に戦うなか、相手の左サイドからのクロスボールをなんとか阻止したものの、ペナルティエリア手前でボールを拾われ、ミドルシュートで得点を許してしまいます。点数も人数も優位に立たれ、“CITY”サポーターたちも心が折れかけますが、選手たちのハンデを感じさせない力強いプレーに、同点ゴールを信じて応援を続けました。
その後もバイタルエリアでのセットプレーなど、ゴールチャンスは見られましたが、最後まで同点ゴールを奪えず。アディショナルタイム５分が経過したところで試合終了。
SHIBUYA CITY FC の2023シーズンは悔しい幕開けとなりました。
最後まで諦めず、圧倒的不利な状況でも失点を最小限に抑えた選手たちには、たくさんのエールと温かい拍手が送られました。
増嶋竜也監督：開幕戦、たくさんの観客の方にも観ていただいている中で、悔しい結果で申し訳ない。全勝するつもりで挑んだシーズンでしたが、叶わなくなってしまいました。しかし、リーグ戦はこの先も続いていきます。今日の敗戦を糧に、ここから勝ち進んでいきます。今年は攻撃的なサッカーを目指しているので、みなさんにゴールをたくさんお見せしたいです。
伊藤隆人選手：SHIBUYA CITY FCは、渋谷というアツい街をホームにするサッカーチームで、日本のサッカー界を盛り上げていく存在になると思っています。今年からは、グローバルアパレル ブランド『NEW ERA（ニューエラ）』とオフィシャルサプライヤー契約をさせていただきました。そういったところからも注目を集めているので、どんどんいいプレーをしていきたいです。
佐々木銀士選手：「自分は今シーズンからの参加で、まだチームに合流して一週間ですが、馴染みやすく雰囲気のいいチームだと感じてます。これからも今日のように難しい試合はあると思いますが、チームとして得点が必要になるシーンで、しっかり得点をとって貢献していきたいです。自分はファッションも好きなので、そちらも是非注目してみてください！」
今シーズンから採用されたユニフォームもおしゃれなSHIBUYA CITY FC。
じつは練習用のビブスには「渋谷新聞」「原宿表参道新聞」のロゴが入っていますよ！
今回の試合は残念でしたが、最後まで諦めない姿勢は観客たちに感動を与えてくれました。一度試合を観たら、推しの選手が見つかってしまう魅力的なチームです！
3月26日（日）には川崎駅から徒歩15分の富士通スタジアム川崎で東京23FC江戸川と対戦します。東京都リーグでは珍しいスタジアムでの開催となりますので、SHIBUYA CITY FCを応援したい！興味がある！という方はぜひ現地で観戦してみてはいかがでしょうか。
また、渋谷区内での試合も2023シーズンは3試合程度予定されているとのことです。
SHIBUYA CITY FCと渋谷の街を一緒に盛り上げましょう！
◾️SHIBUYA CITY FC
渋谷からＪリーグを目指すサッカークラブ。「PLAYNEW & SCRAMBLE」を理念に掲げ、渋谷の多様性を活かした新しく遊び心のあるピッチ内外の活動で、これまでにないクリエイティブなサッカークラブ創りを目指す。Ｊ1リーグ優勝経験を持つ阿部翔平や田中裕介などＪリーグキャリア豊富なベテランと、Ｊリーグ入りを目指す若い選手たちが所属する。
渋谷駅周辺6会場をジャックした都市型サッカーフェス「FOOTBALL JAM」や官民共同の地域貢献オープンイノベーションプロジェクト「渋谷をつなげる30人」を主宰するなど、渋谷区での地域活動も多く実施している。
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