陸上4種競技で活躍、渋谷区期待の星 ガードナ・レイチェルさん

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2022年8月に開催された全日本中学校 陸上競技選手権大会女子4種競技総合3位となった、渋谷区在住の中学三年生ガードナ・レイチェルさん。

今回はそんなレイチェルさんの部活の後輩でもある渋谷新聞中学生ライター金光唯衣が、その魅力を取材しました。

 

努力で勝ち取った素晴らしい結果

ーーレイチェルさんは、いつも外部の練習と学校内での活動を両立していて尊敬をしているのですが、陸上を始めたきっかけはなんですか?

小学2年生の時に姉が渋谷区ジュニアランナーズ倶楽部に通い始めて、私も一緒に通い始めました。

中学1年生の頃は長距離をやっていたのですが、あまり成績が伸びず上位に行けなかったので楽しくなくて辞めたいと思っていました。

 

ーー辞めたいと思っていた長距離から、今メインにやっている競技とその競技を始めたきっかけは何ですか?

中学2年以降は100mハードル・200m・砲丸投げ・高跳びの合計点数で競う4種競技総合を主に行っています。

中学1年生の長距離を辞めたいと思っていたタイミングで、当時のコーチが「レイチ(愛称)の何でもできるところを生かしてやってみない?」と言ってくれた事がきっかけでした。

初めて出場したのは都大会出場がかかっている大会でした。そこで1位を取れたのはとても嬉しかったです。

そこから1ヶ月で高跳びの記録がはさみ跳び(バーを跨ぐ跳び方)で130㎝だったのが背面跳びで150センチまで飛べるようになって、都大会で3位という記録を残せました。

でも結果的に関東大会では6位になってしまい、全国大会には行けず、上には上がいるんだな、と分かり、とても悔しかったです。

ーー3年次では全国大会に出場し3位という記録を残していましたが、全国大会に行くために意識したことなどありますか?

毎朝学校で行われている朝ランニングに参加して体力をつけるようにしました。

そして、4種競技の中で一番苦手な砲丸投げは日々の練習でも時間があったら練習するように心がけて、1年間で1m記録を伸ばす事ができてとても嬉しかったです!
あと、都の強化選手として月に1回練習に参加をしていますが、そこで会うメンバーにはいい意味で刺激を受けていています。

 

ーー今までの大会で特に達成感のあった大会を教えて下さい。

1つは中学3年生の時に出場した関東大会です。関東大会は2日間にわたって行われるのですが、1日目は2位で終わり翌日に向けてとても不安でした。ですが、2日目の最終種目の200m走で逆転して優勝できたので、とても達成感がありました。

▲関東大会で逆転優勝した際の金メダル

 

もう1つは年明けに第4区走者として出場したしぶやニュー駅伝2023です。コロナ禍で2年間開催していなかったので3年ぶりの開催に向け、去年からずっと三連覇(2019年、2020年と連続優勝)という目標を胸にみんなで練習していました。プレッシャーがすごかったけれど、2位でたすきを受け取った時はとにかく追いかけなきゃと思い走っていました。1位でゴールテープを切れた時はとても嬉しかったです!

 

普通の中学生、ガードナ・レイチェル

ーー小さい頃のことやご家族、陸上以外でのレイチェルさんのことを教えてください!

小さい頃は保育園でも活発で、毎日走り回っていました。小学生の頃から学校の女子の中では一番足が速かったと思います。保育園で沢山走っていた事も、今の私に大きく影響しているかもしれません。その頃はお母さんが看護師をしているのもあって、小児科の先生になりたいと思っていました!

実は料理をする事が大好きで、たまに家族の夕飯を作ったりしています。得意料理はカレーです!(笑)
あとは、中学生になるタイミングで辞めてしまいましたが、そろばんとテニスを習っていました。母が日本人で父がイギリス人、2歳上の姉がいます。家族はみんなスポーツが好きで特に、母
はテニス、父はトレッキング、姉はバドミントンが好きです。

 

ーー中学校生活の中で一番楽しかった事は何ですか?

3年生の時の運動会が1番の思い出です。2年生の時に運動会の実行委員を勤めて、運動が苦手な子とも協力しあってクラス優勝をみんなで掴めた事がとても嬉しかったので、3年生の時も実行委員になりました。

最初はやる気のある子が少なく一致団結できるのか不安でしたが、最終的には最後の運動会ということもあってみんなで優勝を目指すことができたんです。

クラス対抗リレーでは、本番前のリハーサルでは1位だったのに本番で負けてしまって、みんなで悔し泣きをしました。でも、みんなで協力して思い出に残る運動会にできて嬉しかったです!

 

ーーこれから先、高校生活や将来はどのようなことをしたいですか?

高校生活では陸上はもちろん頑張りますが、友達と朝マックをしたり帰りにみんなで寄り道をするなど、JK(女子高生)っぽいこともしたいと思っています!

高校の陸上では、中学までは4種競技ですが7種競技に変わります。100mハードル・200m走・砲丸投げ・走り高跳びに加え、走り幅跳び・槍投げ・800m走が増えるのがとても楽しみです。

そして将来は陸上選手になりたいと思っています。でも、もし選手になれなくても自分の経験から選手の気持ちがわかるので、マネージャーとしてスポーツ選手を支えるなど、スポーツに関わる仕事がしたいと思ってます!

 

ーー最後に、今陸上を頑張っている小・中学生にアドバイスをお願いします!

陸上は、日々の練習をしている時は過去の自分が持っている記録との戦いです。でも、大会の時は一緒に記録を競い合うライバル選手との戦いなので、対戦相手に集中して下さい。私は大会の時には自分が勝ったシーンを想像します。なので皆さんも勝つことをイメージするといいと思います!

 

今回のインタビューを通してレイチェルさんの普段の部活動ではみられない、趣味や夢などを聞けてとても楽しかったです。これからも陸上選手として活躍して欲しいと強く思いました!

 

◾️ガードナ・レイチェル 略歴
2019年渋谷生まれ、渋谷育ち。
第73回東京都中学校地域別陸上競技大会 女子4種競技 第1位
第75回東京都中学校陸上選手権     女子4種競技 第1位 大会新記録
第14回渋谷区ジュニア陸上競技大会   女子走り高跳び 第1位 大会新記録
第68回全日本中学校通信陸上競技大会  全国ランキング1位 東京都大会新記録
第50回関東中学校陸上競技大会     女子4種競技 第1位
第49回全日本中学陸上競技大会     女子4種競技 第3位










 

 

 

 

 

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