渋谷川の源流を探してみました

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渋谷駅南口を出ると、渋谷ストリームと明治通りの間を恵比寿方面に流れる川、こちらが渋谷川です。

ここから下流はビルとビルの間を流れて行っていますが、上流はどうなっているんだろうということで、

目印を頼りに、渋谷川の源流を探す旅、スタート。 (取材日2021年7月)

 

まずは、渋谷駅南口から探索をスタート。

この付近は、東急東横線が高架を走っていたエリアであり、かつては、線路とビルに挟まれて、ひっそりと流れる川でした。

東横線が地下化されるタイミングで、かつて線路があった場所は、「渋谷リバーストリート」という整備された広場になっています。

2000年ごろの渋谷駅南口稲荷橋付近。奥に東横線が入っているのが見えます。

ここから上流は、川に蓋がかけられて暗渠になっています。

この渋谷駅東口広場の下にも、渋谷スクランブルスクエアの下にも渋谷川が流れていることになります。

ミヤシタパークの渋谷横丁の前の通路、ここにも渋谷川が流れています。

ミヤシタパークから、渋谷川上流を見たところ。明治通りを横切って、キャットストリートが旧渋谷川です。

宮下橋の橋脚が残っていました。

しばらくはキャットストリートに沿って、上流を歩きます。この辺りは緩やかにカーブしている状況や、歩道に段差があったり、川の名残を感じることができるエリアです。昔は隠田と呼ばれていたエリアで、葛飾北斎の富嶽三十六景の一つ「隠田の水車」にも描かれたようなのどかな農村風景が広がっていました。

表参道を渡るところには、参道橋の橋脚がしっかりと残っていました。

さらに上流に向かって歩いていきます。ここから先は徐々に住宅も増えてきて、ところどころカフェや洋服屋さんなどおしゃれなお店が広がっています。

神宮前3丁目付近。支流が合流しているようにも見えます。

さらに上流に上っていき、ユナイテッドアローズ原宿本店の近くの道路脇にも橋脚を発見しました。うっすら文字が残っていますが橋の名前は解読できません。

さらに上流に進んでいくと、ジャガー青山ショールームの入るテラッツァ表参道の脇を流れ、外苑西通りに出ます。ここから先はしばらく外苑西通り沿いに川が流れています。

さらに歩いていくと、観音橋交差点があります。ここから先は外苑西通りを渡り、国立競技場の中に入っていきます。またこの付近は旧渋谷川が渋谷区と新宿区の区界になっています。

ここから先はオリンピック準備のため立ち入り禁止になっており、近づくことができませんでしたが、ぐるっと千駄ヶ谷駅の北の方まで歩いてみると、川の名残を発見しました。

この先は新宿御苑に入っていきます。

渋谷川の源流は、新宿御苑にある池が源流のようです。その新宿御苑の池も、源流をたどっていくと、多摩川上流から引いた玉川上水であり、その他にも宇田川や、明治神宮から湧き出る川も渋谷川に流れていたらしいです。

渋谷の谷を今も流れる渋谷川には、数々の地域から水が流れていたことがわかりました。

ちなみに今回の渋谷川散歩、かなりの距離を歩いたので、帰り道は電動キックボードシェアサービス「LUUP」を借りて快適に帰ってきました。

今回の渋谷川散歩で歩いた場所はこちらです。

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