「この街をもっと熱くする。」渋谷桜丘エリアで、渋谷阿波踊り2025が開催!

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2025年11月3日(月・祝)に、渋谷桜丘エリアにて「渋谷阿波踊り2025」が開催されました。「この街をもっと熱くする。」をテーマに、今年から始まった「渋谷阿波踊り2025」。その様子を取材してきました。

今から約400年前に徳島で始まったとされる阿波踊り。そんな阿波踊りを一目見ようと、渋谷サクラステージ3階 BLOOM GATEにて行われた開会式では、地域の人から外国人観光客まで、多くの人が集まっていました。

▲渋谷駅前共栄会会長 青山さんによる登壇

開会式では、桜丘でベーカリー「パリジャン」を営み、渋谷駅前共栄会の会長でもある青山さんによる開会宣言が行われました。

青山会長 「渋谷の中でも、桜丘は他に比べまだまだ知られていません。再開発が進んでいる今、「渋谷阿波踊り2025」を通して、桜丘をもっと盛り上げていきたいです。そして、今日だけではなく、いつも人でにぎわう桜丘を創っていけたらと思います」

▲渋谷駅前共栄会 佐藤副会長

渋谷駅前共栄会 副会長の佐藤勝さんには、ご登壇後に阿波踊りを通した桜丘のまちづくりとこれからについてインタビューさせていただきました!

佐藤副会長「桜丘地域にはもう60年以上関わっているんですけど、近年になって渋谷サクラステージやJR渋谷駅の新南改札ができたりして街は大きく変わりつつあります。そんな桜丘のまちづくりを、この「渋谷阿波踊り2025」のように、地元の商店会から再開発に携わる民間や行政。そして徳島や南越谷の阿波踊り連盟のように、垣根を超えてこの街をもっと熱くしていきたいです
そして、桜丘の街をもっと盛り上げるためにも、これからの街を創っていくためにも、若い人の力が必要ですよね。渋谷は若者や学生が多いですし、実際に東京大学には渋谷まちづくりゼミがあったり、まちづくりに関わるきっかけが生まれています。そんな若者の力も商店会に取り入れて、阿波踊りのような新しいコンテンツを創っていきたいです」

開会式の最後には、阿波踊りの本場、徳島で選び抜かれた踊り子「阿波おどり振興協会選抜連」による阿波踊りが披露されました。

身体に響き渡る太鼓の音と、圧倒されるような踊りで、渋谷サクラステージが一気に徳島色に染まりました。

開会式の後は、さくら坂に始まり、サクラステージ内の各会場や国道246号デッキ(渋谷ストリーム~渋谷スクランブルスクエア前広場)にて阿波踊りが披露されました。多くの人でにぎわい、阿波踊りで有名な徳島や南越谷、高円寺から地元の渋谷まで、さまざまな連が踊りを披露しました。

「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損損」の声に合わせて、観ているこちらも踊りたくなるような素敵な雰囲気でした。
桜丘に、老若男女誰もが熱狂する、新たな目玉行事ができました。

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