
2025年10月23日夜、〈Shibuya Sakura Stage〉にて、東急不動産が手がける都市DXプロジェクト〈SHIBUYA MABLs〉による「30歳式」が初めて開催されました。
テーマは「30歳こそ、大人の出発点」。成人式から10年を経た今、同世代が再び集まり、人生の節目を見つめ直す新しい試みです。
「20歳では早かった」——1,000人調査で見えた節目の再定義
東急不動産が実施した調査では、30歳男女1,000人のうち78%が「20歳はまだ大人じゃなかった」と回答。一方で「30歳こそ節目」と考える人が最も多く、約半数が“新しいスタート地点”と感じていることがわかりました。
さらに「20代で友人関係が減った」と答えた人は64.7%。SNSではつながっていても、リアルな関係が希薄になりがちな今、「30歳で新しい出会いを求める」という声が3人に1人に上りました。
同世代ゲストが語る、30歳という分岐点

この夜、会場に集まったのは、1995〜1996年生まれの“同い年”たち。仕事も生き方もバラバラだけれど、「なんとなく話が通じる」空気がそこにはありました。
オープニングトークに登壇したのは、大西里菜さん(MABLs事業開発責任者)、関根江里子さん(株式会社ゆあそび 代表取締役)、森田裕矢さん(株式会社SAKURUG取締役CHRO/株式会社小杉湯副社長)という渋谷にゆかりのある30歳のゲスト。
受付で渡されたカードには「これまでの30年で大切にしてきたこと」を書き込み、ボードに貼っていきます。「挑戦」「転職」「休む勇気」「人との出会い」それぞれの言葉に、共通の温度が宿っていました。

渋谷で再会する“これから”の仲間へ

30歳。それは終わりではなく、再び歩き出すための節目。
渋谷の夜に生まれた新しいつながりが、きっとこれからの人生を少しだけ温かくしてくれる。
「30歳式」は、そんな“再出発のための儀式”として、静かに記憶に残る夜でした。











