実践女子大学にてエストニアと奈良県宇陀市から学ぶソーシャルアントレプレナーシップレセプションが開催

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2024年11月29日(金)に新しい形の教育をテーマにした、何やら気になるレセプションがあったので参加してきました。場所は実践女子大学渋谷キャンパス。9階にある会場にはたくさんの人だかり。

▲左から中野恵子氏(日経BPコンサルティング取締役)、松村之彦氏(元在エストニア特命全権大使)、Sander Sebastian Agur氏(クレボンCEO)、Laido Valdvee氏(クレボンアカデミーコーディネーター)、熊谷宏人氏(Next innovation 共同代表)

元在エストニア特命全権大使の松村之彦氏と、エストニアにあるロボット開発企業クレボンのCEO、クレボンアカデミーによるパネルディスカッション。エストニアにある大学と提携し、クレボンアカデミーという3年間のプログラムの紹介がありました。

『人生をデザインする』教育改革」宇陀市、実践女子学園の挑戦

▲左から湯浅茂雄氏(実践女子学園中学校高等学校校長)、難波雅紀氏(実践女子大学学長)、金剛一智氏(宇陀市長)、KEY氏、 熊谷宏人氏(Next innovation 共同代表)

続いて行われたのは、地域と学校、民間が連携する『人生をデザインする』というテーマのパネルディスカッション。実践女子大学学長の難波雅紀氏、実践女子学園中学校高等学校校長の湯浅茂雄氏、奈良県宇陀市長の金剛一智氏、Next innovationの熊谷宏人氏、KEY氏。

実践女子学園は中高大学と連携し、「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神のもと、「実践女子10 年教育」の改革を推進しています。エストニアのIT教育や社会改革の成功例を参考に、実践女子学園はグローバル教育と社会連携を強化しようとしています。実践女子学園は、エストニアの教育機関との連携を強化し、交換留学やショートプログラムの実施も検討しているそうです。

人づくりで持続可能なまちづくりを目指す奈良県宇陀市

宇陀市は、奈良県の山間にある人口2.8万人の小さな市。古来より薬草採取が盛んで、ロート製薬、ツムラ(旧津村順天堂)、アステラス製薬(旧藤沢薬品)等多くの製薬会社が生まれております。
そんな宇陀市の新たな挑戦は、エストニアの企業、大学と連携したソーシャルアントレプレナー教育。宇陀市の中学生10人をエストニアへ短期留学させた他、今後はクレボンの宇陀市内への誘致を計画していると言います。
宇陀市では、古来から現代でも先進的な取り組みがされています。
筆者も先週、宇陀市の薬草園「森野旧薬園」を視察してきました。農業などの一次産業だけでなく、IT、さらに次世代教育と、チャレンジし続ける宇陀市の可能性を感じました。

▲宇陀市にある森野旧薬園

今回のレセプションを通して、国や地域を超えて、ソーシャルアントレプレナーシップを軸に、新たな未来を切り開こうとする意欲を感じました。

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