▲TOA渋谷店 管理統括部不動産管理課の入澤さん
戦後から78年が経った日本。渋谷も戦後の様々な困難を乗り越えてきたからこそ、今となっては、日本の新たな文化の発信地のひとつとなっています。そんな渋谷の街とともに、成長してきた高山ランド株式会社（以下高山ランド）。現在の事業内容としては、不動産賃貸業、不動産仲介業、生地小売業を行っています。また、高山ランドは、男子プロバスケットボールリーグB.LEAGUE（ビーリーグ）所属のチームのひとつであり、渋谷をホームタウンとしている、サンロッカーズ渋谷のスポンサーを長年続けています。
高山ランド代表取締役社長の高山仁一さんに伺った話を、前編と後編でお届けします。
この前編の記事では、高山ランドの企業としての歩み、渋谷の街との関わりについてご紹介します。
渋谷の街と歩んできた高山ランド
ーー高山さん
トーア・高山ランドグループは、戦後の1946年に生地小売業界の「株式会社東亜商会」の創業より発展してきました。洋装生地の販売が軌道に乗り、分店をし成功を収めました。1963年からは「高山ランド株式会社」による自社物件での不動産賃貸業に取り組む事になりました。生地販売店舗で常に一等地を求めて展開してきた事が功を奏して渋谷、新宿、中野をはじめ都内各所で地域活性化に向けた取り組みを続けています。
▲店内には色鮮やかな洋装生地がズラリと並ぶ。
未来の渋谷に対してできること
ーー高山さん
渋谷という街は、日本の文化の発信地であると思います。日本中からたくさんの若者が集まります。渋谷は、渋谷に住んでいる人だけではなく、渋谷の外から来街する人たちが及ぼす影響が大きいと思います。一昔前だと渋谷系音楽やコギャルが流行したように、渋谷にはこれからも文化の発信地であり続けてほしい。そのために、私たちも、渋谷の外から来る人たちを受け入れる懐が深い存在でありたいです。
渋谷に関わっている私たちだからこそ、中小企業ならではの機動力を活かして、特に若い人が頑張ることができる環境づくりの、支援やサポートをしていきたいと考えています。
また、渋谷以外の町に視点を広げると、日本全国で少子高齢化や過密化、過疎化が問題となってきています。渋谷の街だけではなく、「第2の渋谷」となるような街ができたら良いとも思っています。そうすれば、日本の新たな文化がさらに発展していくのではないかと思います。
「若い人たちや、ティーンが活躍できる街づくりに携わっていきたい。ーーー」
渋谷にそんな熱い思いを抱える高山ランド。次回の後編では、サンロッカーズ渋谷のスポンサーを決めたきっかけや、サンロッカーズ渋谷と共に活動していることについてお聞きしました。後編もお楽しみに！
◾️高山ランド株式会社 https://www.toa-takayamaland.co.jp/
◾️TEXTILE WORLD TOA渋谷店 https://www.toa-ltd.com/
