2023年6月22日に都立第一商業高等学校の一年生の授業「人間と社会」で行った講演について、大学生ライターの金光がレポートします!!
「人間と社会」の授業では、「道徳性を養い、判断基準(価値観)を高めることで、社会的現実に照らし、よりよい生き方を主体的に選択し行動する力を育成する」という目標のもとに都立高校で行われている道徳教育とキャリア教育の一体化を図った東京都独自の学校設定科目です。
東京都立第一商業高等学校では、平野校長先生自ら授業の計画を立て、様々な分野からゲストを招き、まちの課題解決のためのサービスや施策を考える授業を一学期を通して行っています。
当日は、渋谷区SDGs協会代表の鈴木大輔さん、原宿表参道新聞編集長の高校3年生白鳥実藍さん、渋谷新聞編集長の金光七緒の3人で渋谷SDGsの取り組みや私たちの新聞についてお話しさせていただきました。
まずは渋谷区SDGs協会(以下 SDGs協会)が直面しているSDGsにまつわる課題について鈴木大輔さんからプレゼンがありました。
SDGs協会の取り組みや、開催しているさまざまなイベントの紹介があったのちに、SDGsに興味や関心はあるけれど、どう行動するべきかわからないという人の“最初の行動”を引き出すことの難しさが語られました。
都立第一商業高等学校の一年生の皆さんは今回の講演で紹介された課題について、次回の講演で紹介されるITテクノロジーを用いた対策案を夏休みの課題として取り組むそうです。
高校生のみなさんの新鮮なアイディアを見るのが今からとても楽しみです!!
続いての渋谷・原宿表参道新聞のプレゼンテーションでは各新聞の成り立ちから魅力まで、金光と白鳥の編集長ペアが紹介しました。
初めに、渋谷新聞のコンセプトである「渋谷の街とそこにいる人の生の声に特化したメディア」について、人にフォーカスしている渋谷・原宿表参道新聞の特徴、原宿表参道新聞がライターの取材希望を叶えるために誕生したという経緯などを紹介しました。最後には在籍する私たちから見た渋谷・原宿表参道新聞の魅力である、様々なバックグラウンドを持った方と出会うことができること、自分の興味関心を好きなだけ深掘りできるという点について実体験を交えてお話ししました。
大勢の人の前でのはじめての講演はとても緊張しましたが、興味を持って聞いてくれている子もいて、嬉しかったです。今回の講演を通して、1人でも多くの方が渋谷・原宿表参道新聞や渋谷区SDGs協会の活動に参加するようになってくれたらとても嬉しいです!