2023年3月15日(水)に渋谷区役所にて「渋谷をつなげる30人」の最終発表会が開催されました。
「渋谷をつなげる30人」とは、渋谷区の企業・行政・NPO・市民の30名が参加し、連携して「つながり」を深めながら、課題達成のためのビジネス活動を約半年かけて立案・実行する、まちづくりプロジェクトのこと。(くわしくはこちらの記事をご覧ください)
この第7期には筆者と、吉田 篤史さん、obonさんの3人の渋谷新聞メンバーも参加しました。
DAY0と名付けられた第1回が行われたのは、2022年10月12日。
その後、11月9日のDAY1でフィッシュボールやワールドカフェという対話の手法を通じて一人一人の想いを共有。
12月14日のDAY2で取り組みたいテーマを発表してマグネットテーブルという手法を用いてチーム分け。
年明けの2023年1月にはテーマに沿った方をゲストとして呼んでオープンセッションを開催。
2月8日のDAY4を経て、3月15日にDAY5として最終発表会が行われました。
出会いから5ヶ月間、チームごとに考えたプロジェクトを発表する機会です。
最終発表会は、渋谷区役所で行われました。
長谷部区長、澤田副区長のほか、渋30エバンジェリストでもある日比谷尚武さん、渋30OBでもある東急株式会社の伊藤秀俊さん、同じく渋30OBでもある渋谷新聞代表の鈴木大輔が講評という立場で参加され、それぞれのチームから発表が行われました。
チームは4つ。
1つのチームは「Fan_SHIBUYA」
「みんなにやさしい渋谷になるために」をテーマに、障がいを持った人など様々な人にとって必要な情報を情報可視化するマップをつくろうというプロジェクト。
実際に参加メンバーの一人が店長を務めるユニクロ道玄坂店の店内をVR空間で再現したマップをプロトタイプで作成していました。
2つ目のチームは「コドモ✖️(かける)」
「コドモ✖️ホンモノ体験」をテーマに渋谷区内に子どもがホンモノを体験できる遊び場をつくるというプロジェクト。
実際に渋谷区神宮前に本社があるボーネルンド本社に小学生の職業体験を実施しました。
3つ目の発表は「チームYOHAKU」
大学生や社会人経験が浅い人が多いメンバーということもあって「渋谷からはじまる! ワクワクする自分らしい人生選択」というテーマでの発表でした。
さまざまな生き方をしている大人たちと大学生とが交流するイベントをしようという企画です。
最後の発表は、「SHIBUYA AIRPORT」チーム。
海外経験豊富なメンバーが集ったこのチームのコンセプトはずばり「渋谷をパリに負けないサッカー観光都市にする」というもの。
「パリ・サンジェルマン」をベンチマークに渋谷にあるプロサッカーチーム「SHIBUYA CITY FC」が海外の人にとってチーム渋谷の一員としてのアイデンティティを持てる存在になることを目指すプロジェクトです。
それぞれのチームの発表後、長谷部区長、澤田副区長をはじめの方から講評をいただきました。
渋谷区内で活動する筆者も、常日頃至る所で渋30の出身者に出会います。
第7期生として参加させていただいたことで、新たな仲間もたくさん増えました。
ここで知り合ったいろんなセクターの多くの仲間と一緒に、「つなげる」存在として渋谷の街でプロジェクトを実装していきたいと思います。