【開催レポート】「もしもフェス渋谷2022 」

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渋谷区と「もしもプロジェクト渋谷」が連携し新たに取り組む防災イベント「もしもフェス渋谷」が9月3日(土)、4日(日)に代々木公園イベント広場・ケヤキ並木・野外ステージで開催されました。
「もしもフェス渋谷」は、2019年まで「渋谷区総合防災訓練(SHIBUYA BOSAI FES)」という名前で開催されており、今回から名前を新たにして開催されることとなりました。

今回は、渋谷新聞と繋がりの深いブースを中心にイベントの様子をレポートします。

 

スパルタンレースや自衛隊ブースなど、コンテンツが盛りだくさんの2日間!

まず、会場に到着し目に飛び込んできたのはスパルタンレースの会場。
多くの障害物がいたる所に設置してあります。そびえ立つ壁や重そうな備品がずらっと並んでいました。イベントが始まると、子供から大人まで多くの人たちがレースに挑んでいました。レースが終わった人は、足も腕も極限まで使い果たしかなり疲れている様子でした。まさにスパルタ(ン)……

 

▲子供たちも全力疾走!

 

そしてもう1カ所、一際目立っていたのがズラッと並んだ自衛隊の車両展示。
普段はなかなか見ることのできない自衛隊の車両は、実際に乗車体験もすることができ、もしもフェスでしか体験できない貴重な経験をすることができました。

その他、メインステージでは、防災について理解を深めるトークを中心に2日間で16ものセッションが実施されました。

 

一般社団法人渋谷区SDGs協会
「Shibuya SDGs ポスター」でアクションの可視化!!

すでに渋谷のさまざまなイベントや企業で活用されている「Shibuya SDGs ポスター」が「もしもフェス」にも登場。頭で理解はしていてもなかなか行動に踏み出せない難しさに着目し、企業・個人に関わらず自らが取り組んでみたいSDGsに関するアクションをポスターで表現します。活動の大小に関わらず多くのアクションがポスターとなってブースにどんどんと追加されていました! 防災とSDGsが密接に結びついていることを実感することもできたブースです。

 

▲たくさんの方々が自分のSDGsポスターを制作!

 

WOMEN’S WELLNESS ACTION from Shibuya
「#女性の健康が世界を変える」さぁ、ここ渋谷から動き出そう!

2021年11月に渋谷区で開催された都市型イベントSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAでのプログラム「Z世代のココロとカラダの性を考える」での議論を経て、女性が日々直面する女性特有の健康課題への認知を拡大し、解決のための行動を促進することを目的に2022年に設立された「WOMEN’S WELLNESS ACTON from Shibuya」。

ブースでは、「もしも」の時の為に今から準備ができる、女性が持っていたら良い防災キットの展示(​国際協力NGOジョイセフ監修)、アンケート回答やSNSのフォローでグッズのプレゼントといった啓蒙・啓発活動を実施していました。

 

▲当日参加したWWAsサポーターのみなさん

 

SHIBUYA CITY FC
渋谷からJリーグを目指すサッカークラブの防災ブース

渋谷を拠点に活動するサッカークラブ「SHIBUYA CITY FC」は誰でも楽しめるサッカーコンテンツ「サッカー防リング」を実施。マスコットのシビットを火災から救うという設定で、火に見立てたボーリングピンをサッカーボールで倒せばクリア。クリアした参加者には防災食や備蓄用の水がプレゼントされました。
また、野外ステージでは同じく渋谷を拠点に活動するバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」と共にスポーツ x 防災をテーマにトークセッションを実施しました。普段からクラブ・選手がもしもの場合に備えていることや、両者の渋谷にあるコミュニティが防災時にどのように活用できるかといったことをディスカッション。地域に根ざしているからこそ取り組める防災施策がいくつも挙げられていました。

 

▲SHIBUYA CITY FCブースにユニフォームやグッズなどを展示

 

“TOKYO STREET CURRY” 発表会

そして「もしもフェス」を締めくくったのは、防災備蓄食としても、渋谷区公認のお土産としても活躍する新しいコンセプトのカレー“TOKYO STREET CURRY”の発表会でした。
都市防災課題と観光課題の両方にアプローチしたカレーは「もしもフェス」で初のお披露目となりました。
カレー業界のインフルエンサーとして有名な松宏彰(カレー細胞)氏と渋谷区観光協会観光大使 小宮山雄飛氏が監修しているということもあり、味はもちろんパッケージデザインも非常におしゃれでかわいいカレーに仕上がっています。
“TOKYO STREET CURRY”は今後、渋谷のイベントでの販売や渋谷のお土産情報発信サイト「SHIBUYA SOUVENIR」での掲載を予定しているとのことです。

 

▲パッケージもおしゃれな“TOKYO STREET CURRY”

 

大盛況の2日間で終わった「もしもフェス渋谷2022」。
いつ「もしも」がやってきても、迅速に適切な行動ができるよう日常から防災・減災の意識を持つことが重要だと知ることのできるイベントでした。
次回開催をお楽しみに!

 

 

◾️もしもフェス渋谷2022 概要
開催日時:2022年9月3日(土)・4日(日) 10:00~18:00
会場:代々木公園イベント広場・ケヤキ並木・野外ステージ
入場料:無料
主催:一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、こくみん共済 coop <全労済>、もしもフェス実行委員会
共催:渋谷区
公式サイト:https://moshimo-project.jp/fes2022

 

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