2023年2月3日。ちょっと渋谷を抜け出して、原宿神宮前商店会へ。実はこの春、原宿表参道新聞を立ち上げる予定ですが、ちょっとお先に取材しました。
この日は節分、その昔、江戸の町では節分の日に「厄払い」が家々を回って厄を払ったそうです。
ウラハラとも言われているこのエリアでそんな「厄払い」の実演が行われるということで、一緒に参加してきました。
「厄払い」とは
江戸から明治の中頃までは、大晦日や節分に「厄払い」といって、災難や病気、いわゆる「厄」を唱え言をして払う商売がありました。
彼らが「おん厄払いしましょう〜!」と呼びながら街を廻るのが節分の風物詩だったらしく、家々では豆まきが終わると厄払いを呼び込んで厄を払ってもらい、12文(500円弱)ほどのお金とめいめいの歳の数ぶん、豆を包んで渡したと言います。
厄払いの解説動画はこちら
「厄払い」のご一行がウラハラを練り歩き
厄払いイベントの主催は暮らしと四季の日本文化を伝え広める歳時記講座を主催する「美命の会所」。
今回は原宿神宮前商店会の協力を得て、ここウラハラにて江戸の風物詩「厄払い」の実演が実現しました。
講座の講師も務める高山式部源宗東(たかやましきぶ・みなもとのむねはる)さんはじめご一行がキャットストリートを練り歩き。
お店の前で一礼してから店内に入っていきます。
「おん厄払いしましょう〜!」の掛け声とともに「厄落とし〜」と合唱し、厄払いを行います。
たくさんの人が行き交う中、厄払いご一行の明るい掛け声で、町も人もいつもより明るく元気になりました。
◾️美命の会所 https://mikotonokaisho.jp/
◾️原宿神宮前商店会 https://urahara.org/info/shoutenkai/