LegalOn Technologies 渋谷サクラステージで「Shibuya Sakura Stage JAM vol.1」を開催!

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渋谷サクラステージ SHIBUYAタワーでスタートアップの経営者向けイベント「Shibuya Sakura Stage JAM vol.1」が開催されました!主催は「法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る。」をパーパスとして掲げるLegalOn Technologies。LegalOn Technologiesは4月にサクラステージにオフィス移転をされ、以前渋谷新聞でもインタビューをさせていただいております。

記事はこちら→https://shibuya-shimbun.com/archives/8655

今回のイベントのテーマは「Investors」。長谷部区長をはじめ、東急不動産株式会社執行役員 黒川さんの他、多方面でスタートアップを支援する投資家や起業家が集まり、スタートアップの成長・事業戦略やコーポレート体制の構築についてのセッションが2部構成で行われました。当日のイベントの様子をレポートします。

渋谷から世界に羽ばたくスタートアップへ

冒頭に本イベントの主催であるLegalOn Technologies代表取締役 執行役員・CEO/弁護士の角田望さんと長谷部健区長によるご挨拶がありました。

渋谷のランドマークであるサクラステージを起点に、渋谷からビジネスを加速させていくためにどのように働きかければよいのかを追求していきます。

Session01 急成長の舞台裏:強靭な「コーポレート体制」の作り方

最初のセッションは、スタートアップにおいて疎かにされがちなコーポレートについてのセッションでした。事業者、投資家、オフィスを提供するディベロッパーなどさまざまな視点でコーポレートに関してのパネルディスカッションが行われました。

登壇者は、DIMENSION株式会社代表取締役社長 宮宗 孝光さん、株式会社Luup代表取締役社長兼CEO 岡井 大輝さん、東急不動産株式会社執行役員 都市事業ユニット 渋谷事業本部 本部長 黒川泰宏さん、モデレーターは株式会社LegalOn Technologies代表取締役 執行役員・CEO/弁護士 角田 望さん。

コーポレートにおけるテーマ、①組織の拡大とコーポレート組織の変遷、②成長痛(=実際に感じた課題感)の整理、③「失敗談」とやっておくべきだったこと、と3つのテーマでディスカッションされました。

宮宗さんは、大きな事業を作る人は乗り越えられないと思う壁が100%起こるので、メンタルをどうやって支えてもらうかも大事とのこと。また、コミュニケーションを軽視すると失敗に繋がりやすいと言います。岡井さんは、あらゆる面で経営陣など上層部から変えて行かないと組織は変化していかないといいます。そのうえで謙虚でいい人であることが非常に大事。まずは社長から変わることで、自分も心がけているとのことです。黒川さんもリアルなコミュニケーションはとても大事だと感じているようで、スタートアップはじめ事業者のコミュニティの場づくりには力を入れているといいます。この渋谷からしっかりグローバルに羽ばたくスタートアップを創っていきたいので色々なことに挑戦していきたいとおっしゃっていました。

Session02 Invectors’ Eyes:持続的成長 シリーズA〜Cで不可欠な「攻めのガバナンス」と題して

2つ目のセッションは、ガバナンスについてのセッションでした。主に投資家目線でガバナンス設計に関してのパネルディスカッションが行われました。

登壇者は、WiL Partner 難波 俊充さん、ジャフコ グループ株式会社パートナー 藤井淳史さん、東急不動産ホールディングス株式会社 グループCX・イノベーション推進部 グループリーダー 佐藤文昭さん、シニフィアン株式会社共同代表 Nstock株式会社エグゼクティブ・アドバイザー小林賢治さん、モデレーターはフォースタートアップス株式会社代表取締役社長 志水雄一郎さん。

ガバナンスにおけるテーマ①シード段階を超え なぜガバナンスを意識すべきなのか、②投資家視点から見る 適切な事業戦略 リソース配分の考え方、③スタートアップ企業の成功事例 パターン、と3つのテーマでディスカッションされました。

難波さんは攻めと守りは「or」ではなく「and」として捉えることが大事であり、持続的な成長に向けての仕組みを整え、裏側を守ってくれる守りの部分を強めることがスタートアップとして重要であると話していました。また、藤井さんは初期からガバナンスを意識することが大事であると。佐藤さんは、ギルドやビジネスエアポートなどを通じて、スタートアップのみなさんに向けて良質なオフィスを提携しつつ事業連携をしていきたいと考えているとのことです。小林さんは、手続きよりも本質が大事だと。ルールの立法趣旨を組織に伝達することも大切だとお話しされていました。

渋谷からイノベーションを生み出すということ

セッション終了後には懇親会も行われ、投資家や起業家らが集い交流会が行われました。輝かしい成長を遂げるスタートアップにもさまざまな困難があり、またそれらを支えるチームや投資家、オフィス提供者がいます。成長の裏側の「投資」にフォーカスしたセッション、非常に勉強になりました。これから渋谷からどんなスタートアップが世界に羽ばたいていくのでしょう。とても楽しみです!

イベント:Shibuya Sakura Stage JAM vol.1「Investors」
開催日時:7月26日(金)16:30-20:00
会場:manoma Conference hall & Restaurant
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 38F
主催:株式会社LegalOn Technologies

 

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